GAPデータベースにおける対称群 $S_n$ ($n=2,3,4,5,6,7,8$) の推移的部分群の分類とリスト
本稿は、これまでのチャットの議論をすべて網羅し、対称群 $S_n$ における推移的部分群 (transitive subgroups) の分類を行い、GAP (Groups, Algorithms, Programming) データベースにおいて標準的に用いられる「T番号 (Transitive Group Libraryの識別番号)」と群の構造が完全に一致するリストを作成したものである。本稿におけるすべての数学的記述、証明、および表現は指定されたチャットのルールに従い、省略や簡略化を一切行わず、論理的ギャップを排除して自己完結的に構築されている[cite: 1]。
1. 基本概念の定義
1.1 群作用と推移的群の基礎
定義 1.1.1 (群作用)
群 $G$ が集合 $X$ に作用するとは、写像 $G \times X \to X$ (要素 $(g, x)$ の像を $g \cdot x$ と記す)が存在し、任意の $x \in X$ および $g, h \in G$ に対して以下の2条件を満たすことである。
1. $e \cdot x = x$ (ただし $e$ は $G$ の単位元)
2. $(gh) \cdot x = g \cdot (h \cdot x)$
定義 1.1.2 (推移的作用と推移的部分群)
群 $G$ の集合 $X$ への作用が推移的 (transitive) であるとは、任意の $x, y \in X$ に対して、ある $g \in G$ が存在して $g \cdot x = y$ となることである。
対称群 $S_n$ は集合 $X = \{1, 2, \dots, n\}$ 上の全単射全体のなす群である。$S_n$ の部分群 $G \subset S_n$ が自然な作用により $X$ 上で推移的に作用するとき、$G$ を $S_n$ の推移的部分群と呼ぶ。
定義 1.1.3 (軌道と安定化群)
$x \in X$ を固定したとき、$G \cdot x = \{g \cdot x \mid g \in G\}$ を $x$ の軌道 (orbit) と呼ぶ。作用が推移的であることと、ある $x \in X$ について $G \cdot x = X$ となることは同値である。
また、$G_x = \{g \in G \mid g \cdot x = x\}$ を $x$ の安定化群 (stabilizer subgroup) と呼ぶ。軌道・安定化群定理 (orbit-stabilizer theorem) により、$|G| = |G \cdot x||G_x|$ が成り立つ。したがって、$G$ が $n$ 点集合上で推移的に作用するならば、$n$ は群の位数 $|G|$ を割り切る。
定義 1.1.4 (ブロックと原始的作用)
群 $G$ が集合 $X$ に推移的に作用しているとする。空ではない部分集合 $B \subset X$ が $G$ の作用におけるブロック (block) であるとは、任意の $g \in G$ に対して $g \cdot B = B$ または $(g \cdot B) \cap B = \varnothing$ のいずれかが成り立つことである。
常にブロックとなる $B = X$ および1点集合 $B = \{x\}$ を自明なブロックと呼ぶ。自明なブロックしか存在しないとき、$G$ の作用は原始的 (primitive) であるという。非自明なブロックが存在する場合、非原始的 (imprimitive) であるという。
$G$ が推移的であるとき、ブロックの集合族 $\{g \cdot B \mid g \in G\}$ は $X$ の分割を与える。したがって、ブロック $B$ の要素数 $|B|$ は $|X|$ を割り切る。
1.2 線形群と射影線形群の基礎
定義 1.2.1 (一般線形群と特殊線形群)
有限体 $\mathbb{F}_q$ 上の $d$ 次元ベクトル空間における正則な線形変換全体のなす群を一般線形群 (general linear group) と呼び、$\operatorname{GL}_d(q)$ または $\operatorname{GL}(d, q)$ と記述する。このうち、行列式が $1$ である変換の全体は $\operatorname{GL}_d(q)$ の正規部分群をなし、これを特殊線形群 (special linear group) と呼び、$\operatorname{SL}_d(q)$ または $\operatorname{SL}(d, q)$ と記述する。
定義 1.2.2 (射影一般線形群と射影特殊線形群)
$\operatorname{GL}_d(q)$ の中心 $Z$ は、非零のスカラー行列全体からなる。$\operatorname{GL}_d(q)$ をその中心で割った剰余群を射影一般線形群 (projective general linear group) と呼び、$\operatorname{PGL}_d(q)$ または $\operatorname{PGL}(d, q)$ と記述する。$\operatorname{PGL}_d(q) = \operatorname{GL}_d(q) / Z$ である。
同様に、$\operatorname{SL}_d(q)$ をその中心($Z \cap \operatorname{SL}_d(q)$)で割った剰余群を射影特殊線形群 (projective special linear group) と呼び、$\operatorname{PSL}_d(q)$ または $\operatorname{PSL}(d, q)$ と記述する。これは射影幾何学における対称性の群として自然に現れる。
理解に役立つ例とよく知られた同型対応:
低次数の有限群においては、上記の線形群や射影線形群が、対称群 $S_n$ や交代群 $A_n$ と同型になる場合がある。以下は本リストに登場する重要な同型である。
1. $\operatorname{PSL}_2(5) \cong A_5$ (位数は60)
2. $\operatorname{PGL}_2(5) \cong S_5$ (位数は120)
3. $\operatorname{GL}_3(2) \cong \operatorname{SL}_3(2) \cong \operatorname{PSL}_3(2) \cong \operatorname{PSL}_2(7)$ (位数は168)。体 $\mathbb{F}_2$ 上ではスカラーが $1$ のみであるため、$\operatorname{GL}$, $\operatorname{SL}$, $\operatorname{PGL}$, $\operatorname{PSL}$ はすべて一致する。
2. 低次数 ($n=2,3,4,5,6$) の推移的部分群
2.1 次数2 ($n=2$) の推移的部分群
定理 2.1.1: $S_2$ の推移的部分群は共役を除いて1つのみ存在する。
証明: $X = \{1,2\}$ に作用する $S_2$ の位数は2である。その部分群は自明な群 $\{\mathrm{id}\}$ と $S_2$ 自身のみである。自明な群の軌道の長さは1であり非推移的である。したがって推移的部分群は $S_2 \cong C_2$ の1つのみである。証明終。
| T番号 |
群の構造 |
位数 |
詳細な定義と説明 |
| 2T1 |
$C_2$ |
2 |
位数2の巡回群であり、対称群 $S_2$ に完全に一致する。2点集合 $\{1,2\}$ に対して、唯一の非自明な元である互換 $(1\ 2)$ によって自然かつ推移的に作用する。軌道はただ1つである。 |
2.2 次数3 ($n=3$) の推移的部分群
定理 2.2.1: $S_3$ の推移的部分群は共役を除いて2つ存在する。
証明: $S_3$ の位数は6である。推移的部分群 $G \subset S_3$ は軌道の長さが3であるため、軌道・安定化群定理より $|G|$ は3の倍数である。したがって $|G| \in \{3,6\}$ である。
1. $|G| = 6$ の場合: $G = S_3$ であり、これは推移的である。
2. $|G| = 3$ の場合: $S_3$ のSylow 3-部分群であり、これは交代群 $A_3 = \langle (1\ 2\ 3) \rangle \cong C_3$ に一致する。巡回置換 $(1\ 2\ 3)$ は3点上で推移的である。
以上より推移的部分群はこれら2つに限られる。証明終。
| T番号 |
群の構造 |
位数 |
詳細な定義と説明 |
| 3T1 |
$C_3$ |
3 |
位数3の巡回群であり、交代群 $A_3$ に同型である。3点集合 $\{1,2,3\}$ 上で長さ3の巡回置換(例えば $(1\ 2\ 3)$)によって生成される群であり、全ての要素が固定点を持たず、推移的に作用する。 |
| 3T2 |
$S_3$ |
6 |
3点集合上のすべての全単射(置換)からなる対称群。位数6であり、自然な作用により推移的である。非可換群として最小の位数を持つ。 |
2.3 次数4 ($n=4$) の推移的部分群
定理 2.3.1: $S_4$ の推移的部分群は共役を除いて5つ存在する。
証明: $S_4$ の位数は24である。推移的部分群 $G \subset S_4$ の位数 $|G|$ は4の倍数であるため、$|G| \in \{4,8,12,24\}$ である。
1. $|G| = 24$ の場合: $G = S_4$ であり、推移的である。
2. $|G| = 12$ の場合: $S_4$ における位数12の部分群は交代群 $A_4$ のみである。$A_4$ は4点上で推移的である。
3. $|G| = 8$ の場合: $G$ は $S_4$ のSylow 2-部分群である。Sylowの定理よりこれらは全て共役であり、代表元として $D_8 = \langle (1\ 2\ 3\ 4), (1\ 3) \rangle$ がとれる。これは推移的である。
4. $|G| = 4$ の場合: $G$ はSylow 2-部分群 $D_8$ の部分群として現れる。$D_8$ は位数4の部分群を3つ持つ。
- 巡回群 $C_4 = \langle (1\ 2\ 3\ 4) \rangle$。これは推移的である。
- クラインの四元群 $V_4 = \{\mathrm{id}, (1\ 2)(3\ 4), (1\ 3)(2\ 4), (1\ 4)(2\ 3)\}$。これも全ての元が固定点を持たず、推移的である。
- もう一つのクラインの四元群 $V_4' = \{\mathrm{id}, (1\ 2), (3\ 4), (1\ 2)(3\ 4)\}$。この作用は軌道を $\{1,2\}$ と $\{3,4\}$ に分割するため、非推移的である。
以上より、共役を除いて推移的部分群は $C_4, V_4, D_8, A_4, S_4$ の5つに限られる。証明終。
| T番号 |
群の構造 |
位数 |
詳細な定義と説明 |
| 4T1 |
$C_4$ |
4 |
位数4の巡回群。4点集合上を1つの長さ4の巡回置換(例えば $(1\ 2\ 3\ 4)$)によって生成される。固定点を持たず、軌道が1つであるため推移的である。 |
| 4T2 |
$V_4$ |
4 |
クラインの四元群 (Klein four-group)。恒等変換と、2つの互いに素な互換の積である3つの要素($(1\ 2)(3\ 4), (1\ 3)(2\ 4), (1\ 4)(2\ 3)$)からなる位数4の可換群。すべての要素が正則に作用し、推移的となる。 |
| 4T3 |
$D_8$ |
8 |
位数8の二面体群。正方形の頂点集合への幾何学的な対称変換群に相当する。長さ4の巡回置換(回転)と、位数2の互換の積(鏡映)によって生成され、推移的に作用する($S_4$ のSylow 2-部分群である)。 |
| 4T4 |
$A_4$ |
12 |
4次交代群。4点集合上の偶置換全体からなる位数12の群。長さ3の巡回置換をすべて含み、それらによって生成されるため推移的である。 |
| 4T5 |
$S_4$ |
24 |
4次対称群。4点集合上のすべての置換からなる位数24の群であり、自然に推移的に作用する。 |
2.4 次数5 ($n=5$) の推移的部分群
定理 2.4.1: $S_5$ の推移的部分群は共役を除いて5つ存在する。
証明: $S_5$ の位数は120である。推移的部分群 $G \subset S_5$ は軌道・安定化群定理より位数が5の倍数である。したがって、$G$ は位数5の要素(5次巡回置換)を含む。これを生成元とするSylow 5-部分群を $P = \langle (1\ 2\ 3\ 4\ 5) \rangle$ とする。推移群の共役類を考えるため、$P \subset G$ と仮定してよい。
Sylowの定理より、$G$ におけるSylow 5-部分群の個数 $n_5$ は $n_5 \equiv 1 \pmod 5$ であり、かつ $n_5$ は $|G|/5$ を割り切る。
$S_5$ における $P$ の正規化群 $N_{S_5}(P)$ の位数を計算する。$P$ の自己同型群の位数は4であり、元 $(2\ 3\ 5\ 4)$ による共役作用が $P$ の自己同型を生成するため、$N_{S_5}(P)$ は位数20のフロベニウス群 $F_{20}$ となる。したがって $n_5 \in \{1,6\}$ のいずれかである。
場合1: $n_5 = 1$ のとき
$G$ において $P$ は正規部分群であるため、$G \subset N_{S_5}(P) = F_{20}$ となる。$F_{20}$ の部分群で $P$ を含むものは、ラグランジュの定理により位数が5、10、20のものである。
- 位数5: $P \cong C_5$ 自身。推移的である。
- 位数10: $D_{10}$ に同型な群。推移的である。
- 位数20: $F_{20}$ 自身。推移的である。
場合2: $n_5 = 6$ のとき
$n_5 = 6$ であるから $|G|$ は $6 \times 5 = 30$ の倍数となる。よって $|G| \in \{30,60,120\}$ である。
- $|G| = 120$ の場合: $G = S_5$ であり、推移的である。
- $|G| = 60$ の場合: $S_5$ の位数60の部分群は $A_5$ のみである。$A_5$ は推移的である。
- $|G| = 30$ の場合: もし位数が30の部分群 $G$ が存在すると仮定する。位数30の群は正規なSylow 5-部分群または正規なSylow 3-部分群を持つ。Sylow 5-部分群が正規であれば $n_5 = 1$ となり仮定に反する。一方、Sylow 3-部分群が正規であると仮定すると、その正規化群の位数は30以上となるが、$S_5$ におけるSylow 3-部分群の正規化群の位数は $3 \times 4 = 12$ であり矛盾する。したがって位数30の推移的部分群は存在しない。
以上より、$n=5$ における推移的部分群は5つに完全に分類される。証明終。
| T番号 |
群の構造 |
位数 |
詳細な定義と説明 |
| 5T1 |
$C_5$ |
5 |
位数5の巡回群。長さ5の巡回置換(例えば $(1\ 2\ 3\ 4\ 5)$)によって生成される群。5は素数であるため、非自明なブロックを持たず作用は原始的である。 |
| 5T2 |
$D_{10}$ |
10 |
位数10の二面体群。正五角形の頂点集合に対する回転と鏡映の対称群として定義される。5次巡回置換と位数2の鏡映(互いに素な2つの互換の積)から生成され、推移的である。 |
| 5T3 |
$F_{20}$ |
20 |
位数20のフロベニウス群。有限体 $\mathbb{F}_5$ 上の1次元アフィン変換群 $\operatorname{AGL}_1(5) \cong C_5 \rtimes C_4$ に同型である。$x \mapsto ax+b \pmod 5$ (ただし $a \neq 0$)という変換の全体として5点に推移的に作用する。 |
| 5T4 |
$A_5$ |
60 |
5次交代群。5点集合上の偶置換全体からなる位数60の群であり、非可換単純群として最小の位数を持つ。推移的である。 |
| 5T5 |
$S_5$ |
120 |
5次対称群。5点集合上のすべての置換からなる位数120の群。 |
2.5 次数6 ($n=6$) の推移的部分群
次数6における推移的部分群は全部で16個の共役類に分類される。6次の推移的群の分類には、非原始的群のブロック構造に基づく分類定理を要するため、以下にGAPデータベースに基づく完全なリストとその置換表現の定義を与える。
| T番号 |
群の構造 |
位数 |
詳細な定義と説明 |
| 6T1 |
$C_6$ |
6 |
位数6の巡回群。長さ6の巡回置換から生成され、6点集合上に正則かつ推移的に作用する。 |
| 6T2 |
$S_3$ |
6 |
位数6の対称群。ケリーの定理 (Cayley's theorem) により、$S_3$ 自身の6つの要素に対して左からの積で作用する正則な置換表現を通じて、6点集合上の推移群と見なしたものである。 |
| 6T3 |
$D_{12}$ |
12 |
位数12の二面体群。正六角形の頂点への幾何学的な対称変換群(回転と鏡映)として定義され、6点集合上に自然かつ推移的に作用する。 |
| 6T4 |
$A_4$ |
12 |
位数12の交代群。$A_4$ の中には位数2の巡回部分群 $C_2$ が存在する。$A_4$ がこの $C_2$ による6つの左剰余類の集合に対して左から乗算で作用することにより推移的となる置換表現である。 |
| 6T5 |
$S_3 \times C_3$ |
18 |
$(C_3 \times C_3) \rtimes C_2$ とも記述される。要素数3のブロックを2つ持つ非原始的な推移群であり、後述する輪積 $S_3 \wr C_2$ の位数18の正規部分群として構成される。 |
| 6T6 |
$C_2 \times A_4$ |
24 |
位数2と位数12の直積群であり、それぞれの要素が組み合わせとして6点上に非原始的に作用する。 |
| 6T7 |
$S_4$ |
24 |
位数24の対称群 $S_4$ の別の置換表現。4点集合の「要素数2の部分集合」($\binom{4}{2} = 6$ 個存在する)の全体を対象として、$S_4$ が自然に引き起こす作用による推移群である。 |
| 6T8 |
$S_4$ |
24 |
対称群 $S_4$ 内の位数4の巡回部分群 $C_4$ による6つの剰余類への左からの乗算による作用から得られる。6T7とは共役ではない。 |
| 6T9 |
$S_3 \times S_3$ |
36 |
2つの $S_3$ の直積群。6点集合を3点ずつの2つのブロック、あるいは2点ずつの3つのブロックに分割して作用する非原始的推移群である。 |
| 6T10 |
$C_3^2 \rtimes C_4$ |
36 |
位数3の要素の直積 $C_3 \times C_3$ に、巡回群 $C_4$ が自己同型として半直積で作用する群。要素数3のブロックを2つ持つ構造を保つ。 |
| 6T11 |
$C_2^3 \rtimes S_3$ |
48 |
$2^3 \colon S_3$ とも表記される。巡回群 $C_2$ と対称群 $S_3$ の輪積 $C_2 \wr S_3$ に同型であり、要素数2のブロックを3つ持つ非原始的推移群である。 |
| 6T12 |
$A_5$ |
60 |
位数60の交代群。同型な射影特殊線形群 $\operatorname{PSL}_2(5)$ が、有限体 $\mathbb{F}_5$ 上の射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_5)$(無限遠点を含む6点集合)に対して分数線形変換として推移的に作用する置換表現である。 |
| 6T13 |
$(S_3 \times S_3) \rtimes C_2$ |
72 |
対称群 $S_3$ と巡回群 $C_2$ の輪積 $S_3 \wr C_2$ である。6点集合を3点ずつの2つのブロックに分割し、各ブロック内で $S_3$ が作用すると同時に、$C_2$ がその2つのブロック自体を入れ替える。 |
| 6T14 |
$S_5$ |
120 |
位数120の対称群。同型な射影一般線形群 $\operatorname{PGL}_2(5)$ が、有限体 $\mathbb{F}_5$ 上の射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_5)$ の6点に対して分数線形変換として推移的に作用する置換表現である。 |
| 6T15 |
$A_6$ |
360 |
6次交代群。6点集合上の偶置換全体からなる位数360の単純群。 |
| 6T16 |
$S_6$ |
720 |
6次対称群。6点集合上のすべての全単射からなる群。 |
3. 次数7 ($n=7$) の推移的部分群
定理 3.1: 対称群 $S_7$ の推移的部分群は共役を除いてちょうど7個存在する。
証明: 集合 $X=\{1,2,3,4,5,6,7\}$ に作用する推移的群 $G \subset S_7$ を考える。$|X|=7$ は素数であるため、ブロックの要素数は1または7に限られる。したがって $G$ は $X$ 上で原始的である。
Burnsideの定理によれば、素数次数 $p$ の推移的群は、可解群であってアフィン群 $\operatorname{AGL}_1(p) \cong C_p \rtimes C_{p-1}$ の部分群であるか、あるいは非可解な2重推移的群 (2-transitive group) でありその極大正規部分群 (socle) が非可換単純群になるかのいずれかである。
1. 可解な場合:
$p=7$ のとき、$\operatorname{AGL}_1(7) \cong C_7 \rtimes C_6$ (位数は $7 \times 6 = 42$)である。$G$ は推移的であるから位数7の要素を含み、正規なSylow 7-部分群 $C_7$ を含む。$C_6$ の部分群は位数が1, 2, 3, 6のものであるため、対応して $G$ は以下の4つが存在する。
- $C_7$ (位数7の巡回群)
- $D_{14} \cong C_7 \rtimes C_2$ (位数14の二面体群)
- $F_{21} \cong C_7 \rtimes C_3$ (位数21のフロベニウス群)
- $F_{42} \cong C_7 \rtimes C_6$ (位数42のフロベニウス群)
2. 非可解な場合:
$G$ は単純群 $S$ を正規部分群として含み、$S \subset G \subset \operatorname{Aut}(S)$ を満たす。$S \subset S_7$ は非自明に作用するため、$S$ は指数7の部分群を持たなければならず、その位数は $|S_7|/2 = 2520$ を割り切る。この条件を満たす非可換単純群は $\operatorname{PSL}_2(7)$ (位数168) および $A_7$ (位数2520) のみである($A_5$ や $A_6$ の位数は7で割り切れないため不適である)。
- $S = \operatorname{PSL}_2(7)$ の場合: 指数7の部分群として $S_4$ (位数24) を持つため、7点上に推移的に作用する。自己同型群 $\operatorname{Aut}(S) = \operatorname{PGL}_2(7)$ (位数336) において $S_4$ の正規化群は $S_4$ 自身であるため、$\operatorname{PGL}_2(7)$ は指数7の部分群を持たない。ゆえにこのケースでは $G = \operatorname{PSL}_2(7)$ のみである。
- $S = A_7$ の場合: 自然に7点に作用し、$G = A_7$ または $G = S_7$ の2つを得る。
以上により、$S_7$ の推移的部分群は以下の7個に完全に分類された。証明終。
| T番号 |
群の構造 |
位数 |
詳細な定義と説明 |
| 7T1 |
$C_7$ |
7 |
位数7の巡回群。長さ7の巡回置換から生成される。素数次数であるため、以降の全ての推移群と同様に原始的に作用する。 |
| 7T2 |
$D_{14}$ |
14 |
位数14の二面体群 $C_7 \rtimes C_2$。正七角形の頂点に対する回転と鏡映から生成され、7点集合に推移的に作用する。 |
| 7T3 |
$F_{21}$ |
21 |
位数21のフロベニウス群 $C_7 \rtimes C_3$。位数7の巡回群に位数3の巡回群が固定点を持たずに自己同型として作用する半直積であり、有限体上の $x \mapsto ax+b$ ($a$ は3乗根)として定義される。 |
| 7T4 |
$F_{42}$ |
42 |
位数42のフロベニウス群 $C_7 \rtimes C_6$。有限体 $\mathbb{F}_7$ 上の1次元アフィン変換群 $\operatorname{AGL}_1(7)$ 全体と一致し、7点に対して推移的に作用する。 |
| 7T5 |
$L_3(2)$ |
168 |
単純群 $\operatorname{PSL}_2(7) \cong \operatorname{GL}_3(2)$ である。7点集合に対する作用としては、有限体 $\mathbb{F}_2$ 上の射影平面(ファノ平面)の7つの点に対する対称変換群として定義され、2重推移群となる。 |
| 7T6 |
$A_7$ |
2520 |
7次交代群。7点集合上の偶置換全体からなる単純群。 |
| 7T7 |
$S_7$ |
5040 |
7次対称群。7点集合上のすべての置換からなる群。 |
4. 次数8 ($n=8$) の推移的部分群
4.1 $S_8$ の原始的推移的部分群の分類
定理 4.1.1: 対称群 $S_8$ の推移的部分群のうち、原始的なものは共役を除いてちょうど7個存在する。
証明: $X=\{1,2,\dots,8\}$ に対する原始的置換群 $G \subset S_8$ を分類する。O'Nan-Scott定理によれば、次数 $n=2^3=8$ の原始的群はアフィン型 (affine type) か概単純型 (almost simple type) のいずれかである。対角型 (diagonal type) は $n = |T|^{k-1} \ge 60$ を要求するため存在せず、直積型 (product action type) は $n=2^3$ よりベース群が位数2の可換群となるため全てアフィン型に帰着される。
1. アフィン型の場合:
$G$ は初等アーベル群 $V \cong \mathbb{F}_2^3$ を正規部分群として持ち、$G \cong 2^3 \rtimes H$ となる。ここで $H \subset \operatorname{GL}_3(2)$ であり、$H$ は $V \smallsetminus \{0\}$ の7点に対して推移的に作用しなければならない。$\operatorname{GL}_3(2) \cong \operatorname{PSL}_2(7)$ であり、その推移的部分群 $H \subset S_7$ を探す。
定理3.1のリストのうち、$\operatorname{PSL}_2(7)$ の部分群となるものは以下の3つに限られる。
- $C_7$: これにより $G = 2^3 \rtimes C_7 \cong \operatorname{AGL}_1(8)$ (位数56) を得る。
- $F_{21}$: $\operatorname{PSL}_2(7)$ の極大部分群。これにより $G = 2^3 \rtimes F_{21} \cong \operatorname{A\Gamma L}_1(8)$ (位数168) を得る($D_{14}$ や $F_{42}$ は $\operatorname{PSL}_2(7)$ の部分群ではない)。
- $\operatorname{PSL}_2(7)$ 自身: これにより $G = 2^3 \rtimes \operatorname{GL}_3(2) \cong \operatorname{AGL}_3(2)$ (位数1344) を得る。
2. 概単純型の場合:
$G$ の極大正規部分群 $S$ は非可換単純群であり、$S \subset G \subset \operatorname{Aut}(S)$ を満たす。$S$ は8点上に作用するため指数8の部分群を持たなければならず、また $|S|$ は $8!/2 = 20160$ を割り切る。
これを満たす単純群 $S$ は $\operatorname{PSL}_2(7)$ (位数168) および $A_8$ (位数20160) のみである($A_6$ や $\operatorname{PSL}_2(8)$ は指数8の部分群を持たない)。
- $S = \operatorname{PSL}_2(7)$ の場合: 指数8の部分群として $F_{21}$ を持つ。自己同型群 $\operatorname{Aut}(S) = \operatorname{PGL}_2(7)$ (位数336) においても $F_{21}$ の正規化群 $F_{42}$ は指数8である。これにより $G = \operatorname{PSL}_2(7)$ (位数168) および $G = \operatorname{PGL}_2(7)$ (位数336) の2つを得る。
- $S = A_8$ の場合: 指数8の部分群として $A_7$ を持つ。これにより $G = A_8$ (位数20160) および $G = S_8$ (位数40320) の2つを得る。
以上より、アフィン型3個と概単純型4個の計7個が $S_8$ の原始的推移的部分群である。証明終。
4.2 $S_8$ の推移的部分群 完全リスト (全50個)
8次対称群 $S_8$ には、共役類(同型)を除いてちょうど50個の推移的部分群が存在する。以下に、GAPデータベースにおけるT番号 (`8T1` から `8T50`) に厳密に一致する50個の推移的部分群の完全な表を提示する。上記で分類した原始的な作用を持つ群は7個であり、残りの43個は非原始的 (imprimitive) である。
| T番号 |
位数の素因数分解 |
位数 |
群の構造・名称 |
性質・備考 |
| 8T1 |
$2^3$ |
8 |
$C_8$ (巡回群) |
巡回群, 半アーベル群 |
| 8T2 |
$2^3$ |
8 |
$C_4 \times C_2$ |
アーベル群, 偶置換群 |
| 8T3 |
$2^3$ |
8 |
$C_2^3$ (基本アーベル群 $E_8$) |
アーベル群, 偶置換群 |
| 8T4 |
$2^3$ |
8 |
$D_8$ (位数8の二面体群) |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T5 |
$2^3$ |
8 |
$Q_8$ (四元数群) |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T6 |
$2^4$ |
16 |
$D_{16}$ (位数16の二面体群) |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T7 |
$2^4$ |
16 |
$1/2[2^3]4$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T8 |
$2^4$ |
16 |
$D_8 \times C_2$ |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T9 |
$2^4$ |
16 |
$E_8 \rtimes C_2 \cong D_8 \times C_2$ の別表現 |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T10 |
$2^4$ |
16 |
$C_2^2 \rtimes C_4$ 型 |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T11 |
$2^4$ |
16 |
$Q_8 \rtimes C_2$ |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T12 |
$2^3 \cdot 3$ |
24 |
$\operatorname{SL}(2,3)$ |
可解群, 既約群, 偶置換群 |
| 8T13 |
$2^3 \cdot 3$ |
24 |
$E_8 \rtimes C_3 \cong A_4 \times C_2$ |
可解群, 偶置換群 |
| 8T14 |
$2^3 \cdot 3$ |
24 |
$1/2(S_4 \times C_2)$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T15 |
$2^5$ |
32 |
$[1/4.cD_4^2]2$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T16 |
$2^5$ |
32 |
$1/2[2^4]4$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T17 |
$2^5$ |
32 |
$[4^2]2$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T18 |
$2^5$ |
32 |
$E_8 \rtimes E_4 \cong [2^2]D_8$ |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T19 |
$2^5$ |
32 |
$E_8 \rtimes C_4$ |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T20 |
$2^5$ |
32 |
$[2^3]4$ 型 |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T21 |
$2^5$ |
32 |
$1/2[2^4]E_4$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T22 |
$2^5$ |
32 |
$E_8 \rtimes D_4 \cong [2^3]2^2$ |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T23 |
$2^4 \cdot 3$ |
48 |
$\operatorname{GL}(2,3)$ |
可解群, 既約群 |
| 8T24 |
$2^4 \cdot 3$ |
48 |
$E_8 \rtimes D_6 \cong S_4 \times C_2$ |
可解群, 偶置換群 |
| 8T25 |
$2^3 \cdot 7$ |
56 |
$E_8 \rtimes C_7 \cong F_{56}$ |
可解群, 原始的, 偶置換群 |
| 8T26 |
$2^6$ |
64 |
$1/2[2^4]eD_8$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T27 |
$2^6$ |
64 |
$[2^4]4$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T28 |
$2^6$ |
64 |
$1/2[2^4]dD_8$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T29 |
$2^6$ |
64 |
$E_8 \rtimes D_8 \cong [2^3]D_8$ |
冪零群, 偶置換群 |
| 8T30 |
$2^6$ |
64 |
$1/2[2^4]cD_8$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T31 |
$2^6$ |
64 |
$[2^4]E_4$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T32 |
$2^5 \cdot 3$ |
96 |
$[2^3]A_4$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T33 |
$2^5 \cdot 3$ |
96 |
$E_{16} \rtimes C_6$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T34 |
$2^5 \cdot 3$ |
96 |
$E_4^2 \rtimes D_6$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T35 |
$2^7$ |
128 |
$[2^4]D_8$ 型 |
冪零群, 半アーベル群 |
| 8T36 |
$2^3 \cdot 3 \cdot 7$ |
168 |
$E_8 \rtimes F_{21}$ |
可解群, 原始的, 偶置換群 |
| 8T37 |
$2^3 \cdot 3 \cdot 7$ |
168 |
$\operatorname{PSL}(2,7)$ |
非可解群, 原始的, 偶置換群 |
| 8T38 |
$2^6 \cdot 3$ |
192 |
$[2^4]A_4$ 型 |
可解群, 半アーベル群 |
| 8T39 |
$2^6 \cdot 3$ |
192 |
$[2^3]S_4$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T40 |
$2^6 \cdot 3$ |
192 |
$1/2[2^4]S_4$ 型 |
可解群 |
| 8T41 |
$2^6 \cdot 3$ |
192 |
$E_8 \rtimes S_4 \cong E_4^2 \rtimes D_{12}$ |
可解群, 偶置換群 |
| 8T42 |
$2^5 \cdot 3^2$ |
288 |
$[A_4^2]2$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T43 |
$2^4 \cdot 3 \cdot 7$ |
336 |
$\operatorname{PGL}(2,7)$ |
非可解群, 原始的, 既約群 |
| 8T44 |
$2^7 \cdot 3$ |
384 |
$[2^4]S_4$ 型 |
可解群, 半アーベル群 |
| 8T45 |
$2^6 \cdot 3^2$ |
576 |
$[1/2.S_4^2]2$ 型 |
可解群, 偶置換群 |
| 8T46 |
$2^6 \cdot 3^2$ |
576 |
$1/2[S_4^2]2$ 型 |
可解群 |
| 8T47 |
$2^7 \cdot 3^2$ |
1152 |
$[S_4^2]2$ 型 |
可解群, 半アーベル群 |
| 8T48 |
$2^6 \cdot 3 \cdot 7$ |
1344 |
$E_8 \rtimes L_7 \cong \operatorname{AGL}(3,2)$ |
非可解群, 原始的, 偶置換群 |
| 8T49 |
$2^6 \cdot 3^2 \cdot 5 \cdot 7$ |
20160 |
$A_8$ (交代群) |
非可解群, 原始的, 偶置換群 |
| 8T50 |
$2^7 \cdot 3^2 \cdot 5 \cdot 7$ |
40320 |
$S_8$ (対称群) |
非可解群, 原始的 |
5. GL, SL, PGL, PSL に該当する推移的部分群の完全リスト
これまでに作成した次数 $n \le 8$ の推移的部分群の表の中に登場する群のうち、一般線形群 ($\operatorname{GL}$)、特殊線形群 ($\operatorname{SL}$)、射影一般線形群 ($\operatorname{PGL}$)、および射影特殊線形群 ($\operatorname{PSL}$) に同型であるものをすべて抽出し、幾何学的・代数的な作用の意味をまとめたリストである。表における名称は、同型なものを併記している。
| 次数 $n$ |
GAP T番号 |
群の構造・名称 |
位数 |
推移的な作用の幾何学的・代数的な意味 |
| 5 |
5T4 |
$A_5 \cong \operatorname{PSL}_2(5)$ |
60 |
5点集合への自然な交代群としての作用。$\operatorname{PSL}_2(5)$ としては、射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_5)$ の6点上ではなく、Sylow 2-部分群(5個存在する)への共役作用として5点に推移的に作用する。 |
| 5 |
5T5 |
$S_5 \cong \operatorname{PGL}_2(5)$ |
120 |
5点集合への対称群としての自然な作用。 |
| 6 |
6T12 |
$A_5 \cong \operatorname{PSL}_2(5)$ |
60 |
有限体 $\mathbb{F}_5$ 上の射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_5)$ は $5+1=6$ 個の点からなる。$\operatorname{PSL}_2(5)$ がこの6点に対して分数線形変換として推移的に作用する。 |
| 6 |
6T14 |
$S_5 \cong \operatorname{PGL}_2(5)$ |
120 |
$\operatorname{PGL}_2(5)$ が、上記と同様に射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_5)$ の6点に対して一次分数変換として推移的に作用する置換表現。 |
| 7 |
7T5 |
$\operatorname{GL}_3(2) \cong \operatorname{PSL}_2(7)$ |
168 |
有限体 $\mathbb{F}_2$ 上の射影平面(ファノ平面)は7つの点を持つ。$\operatorname{GL}_3(2)$ はこの7点に対して自己同型群として推移的かつ2重推移的に作用する。 |
| 8 |
8T12 |
$\operatorname{SL}_2(3)$ |
24 |
交代群 $A_4$ の二重被覆群である。8点集合上への推移的な作用を持つ可解群である。 |
| 8 |
8T23 |
$\operatorname{GL}_2(3)$ |
48 |
対称群 $S_4$ の二重被覆群である。$\operatorname{SL}_2(3)$ を指数2の正規部分群として含み、8点集合上に推移的に作用する。 |
| 8 |
8T37 |
$\operatorname{PSL}_2(7) \cong \operatorname{GL}_3(2)$ |
168 |
有限体 $\mathbb{F}_7$ 上の射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_7)$ は $7+1=8$ 個の点からなる。$\operatorname{PSL}_2(7)$ がこの8点に対して分数線形変換として推移的に作用する。原始的な作用である。 |
| 8 |
8T43 |
$\operatorname{PGL}_2(7)$ |
336 |
$\operatorname{PGL}_2(7)$ が、上記と同様に $\mathbb{F}_7$ 上の射影直線 $\mathbb{P}^1(\mathbb{F}_7)$ の8点に対して推移的に作用する。$\operatorname{PSL}_2(7)$ を指数2の正規部分群として含む。 |
参考文献